ページネーションとは【ページ送り,ページ分割】 意味と3つのSEO効果

公開日:2020/01/16

最終更新日:2024/02/15

マーケティングガイド

ページネーションとは

ページネーションとは、Web制作において長くなりすぎたページを分割する方法のことです。内容の多いページを複数のWebページに分割し、各ページへのリンクを並べてアクセスしやすくすることで、ユーザーが使いやすくなるために設置されます。長くなりすぎたページを分割することで読みやすさやUXの向上が図られます。一般的な目安としては、情報量が10件を超えた場合や1記事の長さが5,000文字を超える場合にページネーションの設置が必要になります。

たとえばECサイトのカテゴリページで件数が大量にあるときや検索結果を表示するときなどに、適切にページを分けることでサイトが使いやすくなります。

ページネーション3つの効果

ページネーションは、WebサイトのSEO効果を高めるために重要であり、① 回遊率やPV数の向上、② 目的の記事へのアクセス容易性やUXの向上、③ 文量の多いページの読了率向上といった3つの効果があります。

ページネーションにより訪問者は興味のあるページに簡単にアクセスでき、サイト内の回遊率やPV数が増えます。また、目的の記事を探しやすくすることでUX評価が向上し、読了率が高まります。これらの効果は、Googleのガイドラインでも重要視されています。

Googleではページネーションの属性、rel=prev/nextのサポートを終了

Googleは2019年3月21日に公式Twitterにて、rel=”next” と rel=”prev”についてはGoogle 検索でのサポートを終了したことを告知しました。

各ページは独立したページとして扱われれる

rel=”next” と rel=”prev”のサポート終了により、Googleがこのマークアップの記述を基に、他のページと繋がりがあると認識したり、1ページに評価を統合したりすることはありません。

ですが、Bingでは rel=”next” と rel=”prev”をサポートしています。

サポート終了したからと削除したり、特別にマークアップを変える必要はありません。

ユーザビリティのみを考慮してページ送りの機能を考える

対象コンテンツにあわせて1ページに表示する量を最適化する必要があります。

ページネーションにおいては、単一の1ページにどれだけの内容を表示するかが重要です。

たとえばGoogleの検索結果は標準で1ページに10個ですが、これは上位10サイトほどがとくに重要だという考え方に基づきます。

これがショッピングサイトなどであれば、逆に10個では少なすぎて比較検討しにくいため、数十個を表示すべきでしょう。

ユーザー体験を考慮すると、対象となるコンテンツにあわせて適切な数量でのページネーションを行う必要があります。

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編集者情報

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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