AIによって情報収集が効率的にできるようになった半面、その情報が本当に正しいのか、誰が書いたのかを確認する機会が非常に増えたなと感じます。
今後のAI対応を見据えた場合、記事の正確性は重要になってくると思います。この年末年始で身をもって感じたきっかけがあったのでまとめてみました。
確認しないと使えなかったAIの答え
年末年始、私の父が蕁麻疹の症状で、夜も眠れないくらい困っていました。父はAI Overviews(以後、AIOと省略)に記載された、自分の症状に合った薬を使っていましたが、効果はないようでした。
AIOの回答に自分が不信感を抱いていた点と、父があまりにも辛そうだったので、薬剤師の友人に相談したところ、AIOが推奨した薬は父の症状には合っていなかったことが分かりました。
年末の夜は、AIOの引用記事を確認したり、薬剤師の友人に確認したりと大変で、YMYL領域でのAIの回答はまだまだだなと感じた一件でした。
別のケースで、私の趣味が登山なのですが、雪山登山に向け天候を調べていると、友人からAIO検索結果そのものが送られてきて、AIO上では当日の天気は問題ないと回答されていました。しかし、引用元ページリンクを1つ1つ開いて、引用箇所を確認してみるとこの情報ホントか?と思われるサイトも引用されており、記事の検証作業に苦労しました。
AI検索によって情報収集が恐ろしく楽になりました。しかし、その情報が本当に正しいのか、誰がどのような根拠で書いたものなのかを確認する作業も増えたなと痛感した年末でした。
そして、自分が思っている以上に、ユーザーはAIOの回答を信じていることにもギャップを感じています。
正確性より「それっぽさ」が勝っている
AI記事の正確性について以下、豊藏さんのツイートを目にし、参考にさせていただきました。
情報の正確性より、「それっぽいAIにまとめられた」内容が好まれ、ファクトチェックをしている人が不利になっているとのことで、まさに今感じていることが言語化されていました。
また、リプライされているOS社長さんのコメントは、正確性の要素を分解した内容でした。私が担当している案件での対策要素と一致しており、改めて方向性は間違っていなかったと感じました。
情報の正確性、「誰が書いたか」が重要になる
今後、BtoBサービスやYMYLの専門領域では、情報の正確性がこれまで以上に重視されると思います。
以下の記事では、GoogleのAI Overviewsが医療検索において、専門家が危険または不正確と見なす情報を提供している事例が複数報告されていたとのことです。(※Googleはこの報道に異議を唱え、多くの報告事例は不完全なスクリーンショットに基づいていると主張。)

仮にAI検索の出力が不正確だと、ユーザーの利用は進まなくなるため、GoogleにとってもAIのデータソース元となるページ情報の正確性は担保したいはずです。
そのため、Googleが情報の信頼性を判断する観点として、今後は「誰が書いたのか」「その人は該当分野に通じているのか」といった著者情報の提示、専門家による監修、そして参考情報の引用元を明確に示すことが、より重要になってくると考えています。
人々の生活に大きく影響する仕事だと再認識
幸いにも父の件は大事には至りませんでしたが、YMYL領域でのAI回答の影響力、表示される情報の正確性がいかに重要かを身をもって実感しました。
同時に、そのAI回答のデータソースに関わる自分の仕事が、人々の生活に直接影響を与える責任ある仕事なのだと改めて認識しました。
今後のAI検索における人々の行動は、我々SEOに携わる者の仕事に影響を受けるのではないか?であれば、情報の正確性に対する責任感を再度強く持とうと決意した年末年始でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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