「リダイレクト エラー」とSearch Consoleに表示された時の対処方法

こんにちは、Webコンサルタントの谷藤(@go_tanifuji)です。

今回はGoogle Search Consoleシリーズで、「リダイレクト エラー」について説明します。

リダイレクトエラー

リダイレクトエラーは、リダイレクトの誤りによりGoogleから評価されていない状態ですので、この記事を参考に改善してみてください。

目次

リダイレクトエラーが起きる原因と対処方法

原因は下記の3つになります。

  1. リダイレクト チェーンが長すぎる
  2. リダイレクト ループが発生している
  3. リダイレクトURLが最終的にURLの最大長を超えた

1.リダイレクト チェーンが長すぎる

リダイレクトを繰り返し行うことを、「リダイレクトチェーン」といいます。

リダイレクトチェーン

Googleはリダイレクトの回数を「10回」までと定めており、11回以上行われた場合は「リダイレクトエラー」として処理されます。

リダイレクトが連続した場合は 10 回まで Googlebot はたどります。
11 回以上リダイレクトが続くと、リダイレクトエラーになります。

●引用元:HTTPステータスコードをGooglebotはどのように処理するのか? Googleが詳細に解説 | 海外SEO情報ブログ

そのためリダイレクトチェーンを10回以内に収まるように修正することで改善されます。

ちなみにリダイレクトの回数を知る方法はいくつかありますが、私はChromeのアドオン「Redirect Path」を使用しています。

下記のように視覚的にリダイレクトの流れがわかり便利です。

redirect path

2.リダイレクト ループが発生している

下記のようにリダイレクトチェーンが最初に戻ってしまい、リダイレクトが終わらない状態を「リダイレクトループ」といいます。

リダイレクトループ

この原因は様々であるため、エンジニアに調査ならびにループを解除してもらうよう依頼してください。

3.リダイレクト URL が最終的に URL の最大長を超えた

GoogleはURLの最大長がどれくらいか明言はしていませんが、Googleのジョン・ミューラー氏はURLを2,000文字より短くすることを推奨しています。

As far as I know, there’s no theoretical length limit, but we recommend keeping URLs shorter than 2000 characters to keep things manageable.

私の知る限り、理論上の長さ制限はありませんが、管理しやすいようにURLを2,000文字より短くすることをお勧めします。

●引用元:How long is too long for a URL? – Search Console Community  

sitemap.xmlの仕様では「2,048文字」と定めています。

ページの URL です。 ウェブ サーバーによっては、http などのプロトコルから始め、末尾にスラッシュを含める必要があります。 この値は 2,048 文字以下で指定する必要があります。

●引用元:sitemaps.org – プロトコル

またInternet Explorerでは「2083文字」が最大となっています。

Microsoft Internet Explorer には、2,083 文字の最大の Uniform Resource Locator (URL) があります。 Internet Explorerには、2,048 文字のパスの長さもあります。 この制限は、POST 要求と GET 要求 URL の両方に適用されます。

●引用元:Internet Explorer では URL に最大 2,083 文字が使用可能

このことから、URLは2,000文字を超えるものがある場合に「リダイレクト エラー」が発生している可能性が高いです。

そのため2,000文字に収まるようにURLを調整してください。

まとめ

リダイレクトエラーの修正には専門的な知識が必要です。

特に大規模サイトですと、リダイレクトエラーを発生させてしまう仕組み自体を改善する必要が出てくるので、エンジニアと協力して取り組むことを推奨いたします。

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この記事を書いた人

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