インハウスのサイト担当だった時の苦悩と「依頼する側」から「依頼される側」になって感じたこと

こんにちは、アイオイクス社の毛利(@IoixMouri)です。

私はアイオイクス株式会社でSEOディレクターとして企業様の集客支援のため、コンテンツ制作などのディレクション業務をしています。

今回は、自分の実体験を通して感じたSEOコンサルティング会社の面白さや、中に入ってみて驚いたことをお伝えさせていただきます。今、抱いている不信感や不安などの解決の糸口になれば嬉しいです。

目次

インハウスのサイト担当で感じたSEOの難しさ

突然の身の上話で恐縮ですが、私はアイオイクス社に来る前はインハウスのサイト担当をしていました。

その時にたまたまSEOに興味を持つきっかけがあり、今はアイオイクス社とご縁をいただき企業様の支援をしておりますが、インハウスだった当時はSEOの施策にかなり苦戦を強いられていました。

例えば…

  • 組織で目標とされたKPIやKGIはそもそも達成できるものなのか?
  • 自分が時間をかけてやっていることが成果に結びついているのか?
  • SEOの本を読んでも自社サービスでの施策の優先度がよくわからない。
  • WEB上の情報は正しいのか?誰の何を信じればいいのか?
  • 自社サービスのニッチな課題の解決方法が調べても正解に辿り着かない。

など。当時の自分は進むべき道や正解もあやふやな状態で不安の中、手探りでSEOを行っていた記憶がります。

チームのメンバーに施策を提案して依頼しても『それほんとに売上につながるの?費用対効果あんの?』と突っ込まれると自信を持って根拠と仮説を提示できないケースもありました。SEOはブラックボックスが多過ぎて正解がよくわからない。

その為、当時の私には改善の正しいプロセスをメンバーに証明することが難しく、周囲のメンバーを巻き込んでプロジェクト化するのに限界を感じていました。

またSEOは広告と違い費用対効果を2週間~1か月などの短い期間で測れる集客方法ではないので、実際の業者探しは慎重に行いたい気持ちが強くなり不安が伴います。

例えば…

  • きちんと成果にコミットしてもらえるのだろうか?
  • しっかりとした知見があり信頼できるのだろうか?
  • 事業の課題に対して寄り添ってくれそうか?
  • SEOの取り組みに対して熱量をもってリードしてくれそうか?
  • 高額な見積をふっかけられないか?

など。数をあげたらきりがないですね。今はSEO業界の中の人なのである程度は理解しているつもりですが、初めて依頼する側としてはどうしてもSEOに感じる不安や悩みは多いと思います。

WEBコンサルタントになってから感じた SEOの面白さ3つ

アイオイクス社に来て、SEOのコンサルタントが面白いと感じたのは“お客様のため”にこだわれること。

弊社ではミーティング中や日常の会話でよく使われるフレーズがあります。

①相手の靴をきちんと履けているか?

常に相手の立場になって「何を求められているのか?」そのうえでアイオイクスが提供できる価値を考える。

アイオイクス社の基本姿勢の1つです。

例えば、弊社ではお問い合わせから提案までの工程はシステマチックなフローで機械的に分析することはありません。サイトの特徴も抱える課題も1件ごとに違うため、与件の提案資料を作成するまでのルートは千差万別です。

また窓口の担当者とコンサルタントでペアになり、壁打ちをおこないお互いが納得する提案内容になるまでチューニングを行います。相見積もりになる場合でも、他社様からのご紹介でも変わりません。

正直、いまも受注できるかわからないのに『そこまで対応するの?』と感じるときもありますが、webコンサルはサイトにとってはドクターのような存在。最初の健康診断を誤るわけにはいかないという気持ちの表れなのだと思います。

②分析ツールの習熟度、活用するツールが多い

弊社ではサイト分析のツールを多く活用しています。クライアント様から「googleアナリティクス」や「Googleサーチコンソール」のご共有があればもちろん確認しますし、「Ahrefs」「semrush」などの有料のSEO解析ツールも併せて使います。

課題の発見や仮説を検証するための手段は多いに越したことはありません。複数のデータを比較することで分析の精度もあがります。

初めて現場で複数のツールを使いながら裏取りをしていく工程をみたとき、その丁寧な分析に驚かされました。

SEOツールは海外製が多くて英文も多く、習熟には時間がかかります。専門性の担保は長年にわたる毎日の積み重ねが大切なのだと感心します。

③複数のWebサイトデータの活用

弊社の場合は数多くの企業様のご支援をさせていただくので、参考になるデータが多いのも利点です。

副業でSEO支援をしている、社内で複数の業種に関わっているなど稀なケース以外はなかなかインハウスで他の業界のことまで知る機会はないように思います。

コンサル会社は成功事例が蓄積されているので、臨機応変にお客様の求めている“解”を見つけられるのもやりがいのあるポイントです。

まとめ

SEOの知識やノウハウはけして短期間で習得できるものではなく、数年をかけて習熟します。そこは一般的な職人と呼ばれる職業の方と同じです。サイトの課題を解決する答えや正解を導き出すのもやはり日々の鍛錬が必要です。

SEOのコンサルティング会社が実際に何をしているか、少しでもSEO会社選びの参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

SEOコンサルの毛利(@IoixMouri)です。インハウスでモバイルの公式サイト運営に携わり、今はSEOのコンサルタントとして企業様を支援させて頂いております。今後もSEOやCROの情報を積極的に発信しますので、ご興味があればTwitterフォローをお願いします。趣味はサウナと猫とカレーです。

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