SEOで順位を改善するためのコンテンツリライト術  基礎編

こんにちは、ディレクターのエレナ(@Zweck_lena)です。

前回は、「現役ディレクターが伝えたいコンテンツのリライトを依頼する際の注意点」にて、「リライトを依頼」する際の注意点をお話しさせていただきました。

今回は、「基本のリライト術」について振り返りを含めてお伝えできればと思います。
SEOを意識してリライトを始めたにもかかわらず、最終的な記事が自社の意見に偏ってしまい、結果的にランキングに変化がなかったり下がってしまったりすることってありませんか?

実際ご依頼いただいた案件でも、SEOを意識して依頼された内容が、複数の担当者さまの意見や主観によって結果的に変わってしまうことがあります。

その原因はどこにあるのでしょうか?
この記事では「SEOランキングを引き上げるためのコンテンツリライト術」の基本をお伝えできればと思います。

目次

どうしてコンテンツリライトが重要なの?

検索結果の上位に表示される理由は、Googleの検索エンジンがそのコンテンツを「ユーザーにとって最も満足できる情報」と判断するからです。

リライト時に以下2点を見直すことで、コンテンツの品質が向上し、ユーザー体験の改善や、検索エンジン結果ページ(SERPs)での上位ランキングを獲得する可能性が高まります。

  1. 今読み返すと足りていないトピックやユーザの意図にそった最新の情報の追加
  2. 読みやすさや情報の充実度を向上させるために表現方法や構成を今のユーザーに合わせる

買い物をする時や出かける時に最新の情報をチェックしますよね?

自社のコンテンツに訪れる人も最新の情報を求めています。コンテンツは作って終わりではなく、常にメンテナンスし続けることがとても重要です。

コンテンツのパフォーマンスを向上させる3つの観点

コンテンツの見直しをする際、チェックしたい観点は以下の3つです。

1.キーワードに対して必要なトピック・関連トピックの網羅

リライトの際には、重要なキーワードに対して必要なトピックや関連トピックが網羅されているか、確認する事が重要です。ただし上位コンテンツの内容を全て網羅するというやり方はNGです。

Googleがユーザーの需要を完全に理解し、常にそれに合ったページを上位に表示しているかというと、そうではありません。

検索エンジンのアルゴリズムはとても優れていますが、人が考える詳細な需要や感情を完全には理解するのは難しいですし、検索結果はもちろん世界中の全てを網羅しているわけではありません。上位表示されるページは信頼性が高い場合が多いですが、必ずしも最適な情報とは限りません。

そのため、検索結果を活用する際には、自社独自の一次情報や、ユーザーの声、信頼できる情報源など、複数の情報源を参考に論理立てることが重要です。
キーワードの過剰使用は避け、読み手にとって不自然な文章にならないよう注意しましょう。

2.タイトル・メタディスクリプションの最適化

タイトルは、検索エンジンやユーザーにとって最も重要な要素です。タイトルを魅力的かつ具体的にすることで、読者の関心を引きつける効果があります。検索エンジン上での表示やクリック率を向上させることが可能です。

また、メタディスクリプションも重要な要素です。リライトの際には、メタディスクリプションでキーワードや関連トピックを適切に使用することで、検索ユーザーにコンテンツの内容を伝えることができます。

3.構造とフォーマットの改善

リライトの際には、コンテンツの構造を見直し、情報の整理と階層化を行いましょう。

見出しタグ(H1、H2、H3など)を使用して、コンテンツの論理的な流れを示すことで、読みやすさと検索エンジンへの理解を向上させます。また、適切なフォーマットを使用して、段落、箇条書き、番号付きリストなどを活用することで、コンテンツの可読性とスキャン性を高めることもできます。

リライトを行う際には、キーワードの適切な配置やタイトルの最適化、読みやすさや情報の整理などのテクニックを適用することが重要です。これにより、検索エンジンの評価を向上させることができます。

以上の3つを抑え、読者や検索エンジンが価値を感じるコンテンツを作り上げることで、パフォーマンスを向上させることができます。リライトを通じて、コンテンツの品質とパフォーマンスを最大限に引き出しましょう。

次に、具体的なコンテンツリライトのテクニックをご紹介します。

リライトの効果を最大限に引き出すためのテクニック

リライトを効果的に行うためには、原文の分析と洞察を得る方法、読みやすさと情報価値の向上、外部リンクの最適な活用と内部リンクの強化など、いくつかのテクニックを取り入れることが重要です。

原文の分析と洞察を得る方法

リライトの前に、現状記事の検索エンジン評価を分析・検索需要の抽出をしましょう。内容や構造を理解し、どの部分がうまくいっているのか、改善の余地があるのかを把握します。これにより、リライトの方向性や改善点を明確にすることができます。

例えば、まず「各記事の現在の検索エンジン評価と過去の評価とのギャップを分析」の場合は以下のように流入数・流入キーワードを洗い出し、対象とする記事と優先度を精査する必要があります。

他にも、特定のワードを含む領域(例:勤怠管理)でリライトしていく場合は、以下のようにキーワードとその検索意図を洗い出し、リライト後の仮タイトル起案と共に整理していくことが必要です。

アイオイクスでは、コンテンツのプランニング支援も行っています。何から始めたらよいかわからない場合は是非ご相談ください。

読みやすさと情報価値の向上を目指すテクニック

リライトの際には、読みやすさを重視し、分かりやすい表現や文体を選びましょう。冗長な表現や不要な情報を削除し、文章を簡潔にすることで、読者がスムーズに情報を理解できるようにします。

また、情報の価値を高めるために、具体的な例やデータ、専門知識を追加することも効果的です。読者が有益な情報を得られることで、コンテンツの評価とシェアの増加が期待できます。

ただし、ここでも少し注意してみてください。
ご依頼いただく案件でよくあるのですが、「SEO的に△△△とは分かったけど、うちの会社では〇〇だから…」と、社内用語や意見を多く盛り込み、新しく盛り込んだ内容を排除していませんか?

また、流入数が課題であったはずなのに「既存の会員は〇〇だから」と、工程が進むにつれて本来の目的を忘れてしまうことは無いでしょうか?
分析やリライトにはコストや時間がかかりますので、再掲載する前に、もう一度見直してみましょう。

外部リンクの最適な活用と内部リンクの強化

外部リンクは、関連性の高い信頼性のあるサイトへのリンクを追加することで、コンテンツの信頼性と権威性を向上させます。

例えば、化粧品メーカーや市販薬、口腔ケア用品などを取り扱っているサイトでは研究所や大学との共同研究をされていたり、調査情報や統計情報を利用されている事が多いと思いますが、サイトを見てみると「〇〇と共同開発」などの記載のみで外部リンクが張られていない事が多いので、リンクをもらえるよう連絡してみるのも手です。

また、プレスリリースも外部リンクのハードルとしては低いので検討してみてください。もちろんカオスマップ(業界地図)もおすすめです。

そのほか、実際のご依頼では、医師などの監修者さまからいただく事も多いです。

また、内部リンクを適切に活用することで、ウェブサイト内の他の関連コンテンツへのナビゲーションを促進し、ユーザーエンゲージメントと検索エンジンのクローラビリティを向上させます。リライトの際には、これらのリンクを戦略的に配置し、ウェブサイト全体の結びつきを強化することを意識しましょう。

Googleは、関連性のあるページから内部リンクが集まっているページを重要視します。「site:(サイトコロン)」を使用して関連するページやユーザーにとって必要となるページがどこにあるか分かるようもう一度見直しましょう。

詳しくは「SEOに効果的な内部リンクの張り方(内部リンクの構造化・構築方法)」を参考にしてみて下さい。

上記3つの秘訣を組み合わせてリライトを行うことで、コンテンツの効果を最大限に引き出し、ウェブサイトの品質とパフォーマンスを向上させることができます。

リライトはウェブサイトの成功(上位表示/高品質なトラフィックの獲得/ユーザーエンゲージメントの向上など)に不可欠な戦術であり、定期的に実施することで持続的な成果を得ることができるため、重要な施策となります。

まとめ

リライトはウェブサイトの成功に向けた戦術のひとつであり、定期的な実施を通じて持続的な成果を得ることができます。
もし、リライトやWebコンテンツのパフォーマンス向上に関して、どこから何をどうすればいいか分からない場合、コンサルティング会社の支援をうけたり、ツール(例:ミエルカなど)を活用したりしてみることもおすすめです。

これらの手段を利用することで、適切なアドバイスやツールの活用方法を得ることができ、より効果的なコンテンツの作成に役立つでしょう。

アイオイクスではSEOを軸としたWebコンサルティングサービスを提供しています。

いわゆるSEOの型に沿った施策ではなく、お客様の事業やWebサイトの構成を踏まえた最適な施策のご提案を重要視しています。SEOにお困りの際はぜひご相談ください。
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この記事を書いた人

広告代理店、海外企業向けITソリューション営業、外国人セグメント採用業界を経てアイオイクス入社し、2015年よりSEO事業部(現:Webコンサルティング事業部)に異動。日本語、ロシア語、ドイツ語、韓国語、スウェーデン語、中国語、フランス語など、7か国語を話すマルチリンガルのコンテンツディレクター。趣味は日本の古代史、スカイダイビング、絵を描くこと、犬と一緒に旅行。

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