こんにちは、アイオイクス株式会社の渥美(@ioix_atsumi)と申します。
先日投稿した「SEOに関する質問にひたすら答えます!」の第二弾です。今回もサクサク答えていきます!それではいってみましょう!
質問:構造化データはSEOに良い影響を与えますか?
回答:リッチスニペットに表示されることでCTRが改善する可能性があります。単純にクリックが増えるだけでなく、ユーザー行動が良くなることは間接的にGoogle評価につながると思いますし、正しく設置すれば良い影響しかないと考えています。特にパンくずリストはGoogleにサイト構造を把握してもらうという意味でも必須項目です。
質問:インデックス数と評価の関係についてどのように考えてますか?
回答:インデックス数が多いからといって、評価が高くなることはありません。
低品質なコンテンツが多くインデックスされていると、評価が下がるためです。
高品質なコンテンツが多くインデックスされているのが理想です。
「低品質であってもインデックス数があるサイトが評価されているケースも見られます」
というご指摘もありますが、低品質かどうかはGoogleサーチコンソールを見てみないとわかりません。
例えばコンテンツが少なくても、ユーザーの検索意図を満たしていれば高品質と評価されます。
何をもって低品質コンテンツか、またどのように低品質コンテンツを見つけるかは、下記の記事を参考にして下さい。
●参考:Google Search Consoleで「低品質コンテンツ」を見つける方法
質問:リライトをするとおよそ何日後に検索結果の効果が現れますか?
回答:サイトによって異なりますが、1週間~3ヵ月後に効果が出ます。
質問:クロールバジェットを気にした方がいいのか?気にしなくていいのか?見解を教えてください
回答:よく話題にあがりますが、小規模サイトであれば必要以上に気にする必要は確かに無いと思います。一方でDB系の大規模サイトは大いに気にすべきだと私は思います。
混在しがちですが、クロールバジェットではなくクローラビリティはどんな規模のサイトでもめちゃめちゃ気にします。もちろんクローラビリティが良ければ順位があがる、Googleの評価が高まるというわけではありません。
まず重要なのは、以下で述べるように、クロール バジェットとは、ほとんどのウェブマスターの方々にとって気にすべきものではない、ということです。 新しいページが公開された当日にクロールされることが多い場合、ウェブマスターの方がクロール バジェットを重視する必要はありません。同様に、数千以下の URL 数しか持たないサイトにおいては、ほとんどの場合、クロールは効率的に行われるでしょう。 一方で、例えば、大規模なサイトや、 URL パラメータを使用してページを自動生成するサイトにおいては、クロールの対象やタイミング、サイトをホストしているサーバーでクロールに割り当て可能なリソースの量に関しても優先順位を付けることが重要となります。
●引用元:Google ウェブマスター向け公式ブログ [JA] : Googlebot のクロール バジェットとは?
質問:モバイルサイトはレスポンシブ ウェブデザインが主流になっていますが、PCとモバイルのURLが別なセパレートURLでも大丈夫でしょうか?
回答:Googleからは推奨されていませんが、適切にアノテーションを指定していれば問題ありません。ただし、アノテーションをミスしてしまったり内部リンクを間違った形で貼ってしまうと正しくインデックスされず、PC検索でPCページもモバイルページも両方 検索結果に出てしまう現象が起きたり、ランキングが下がったりすることがあります。
同じページのパソコン バージョンとモバイル バージョンが別個のエンティティとして処理されると、どちらの URL もパソコンの検索結果に表示され、それらの関係が Google に正しく伝えられた場合よりもランキングが下がる可能性があります。
●引用元:別々の URL | 検索セントラル | Google Developers
デザイン的に問題がなければ、HTMLが1つで済むので管理がシンプルなレスポンシブ ウェブデザインにすることをおススメします。
まとめ
いかがでしたか?あくまで私の見解ですが、今までの経験を踏まえて回答させていただきました。
第3弾も予定しておりますのでご期待ください。
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