もし今の自分だったらSEO会社をどう調達するか?SEO会社の選び方

こんにちは、アイオイクス社の毛利(@IoixMouri)です。

私はアイオイクス株式会社で企業様の集客支援のため、SEOディレクターとしてコンテンツ制作などのディレクション業務をしています。

今回のテーマは「SEO会社の選び方」です。私はコンテンツディレクションをする仕事柄、動画の制作会社様やライティング会社様に依頼を行うことがあります。

その経験を踏まえながら、『もし今の自分だったらSEO会社をどう調達するか?』を基本の流れに沿ってご紹介します。初めてSEO会社を探すときのご参考になれば幸いです。

目次

そもそもインハウス?SEO会社?どっちで進めるべき? 

結論から先にお伝えしますと、それは事業や組織の求める成果によって違います。

「どっちで進めるべきか?」を判断するためには、具体的な戦術が必要です。

その戦術に対して

  • 自社内の知見で行えるのか?
  • 外部に依頼するほうが達成できそうか

を判断します。

戦術策定には、まず戦略から。

現在のLTV(ライフタイムバリュー)や過去の顧客単価の数値を参考にしながら、目標数値(KGI)を仮設定し、その目標に対して目標達成に至るまでのおおまかな戦略を考えます。戦略ありきでKPIを定めることができれば、そのKPIに紐づく戦術も明確になります。

そうなれば「どこをメインチャネルとして進めるべきか」も明確になっている段階だと思いますので、それを基に判断する、という具合です。

例えば、目的を「商談の増加」に設定した場合は、商談数を増やすためのKPIは「お問い合わせ数」や「顧客のリスト数」となります。顧客リスト数を増やす手法は「広告を打ってお問い合わせを獲得する」「SEOでコンテンツをデリバリーをして、ダウンロード資料への導線をひく」など様々な方法があります。

数あるチャネルの中で「検索エンジン経由でデリバリーすることが最も良い集客方法だ」という意思決定がなされたら、「その期待効果を出すために必要な知見が社内にあるか?」によりインハウスか、外注かを判断する形が良いでしょう。

参考記事:【発注前に知っておきたい】SEOプロジェクトの進め方

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もし、他にも優先すべきチャネルがあり、SEOの優先度が最高ではない場合は、内製の空いた手でSEOを進めるしかないかもしれません。

内製で進めるにしても、知見が多くない場合は「達成したい検索流入数の設定は適正か?」「その目標とする検索流入数達成するためのキーワードの選定や施策の選択は正しいのか?」などが課題になりがちです。

私も前職ではインハウスのサイト担当者でしたが、SEOは情報のアップデートが速く、メインのサイト更新の業務を行いながら片手間でSEOの専門性を担保することは難しく、SEOの施策には苦戦を強いられてきた記憶があります。

SEOは地道な活動の積み重ねで成果を生むものですが、施策の方向性に迷いが生じたり、上司や周囲のメンバーの理解を得られない状況が続くとプロジェクトの継続ができなくなるケースもありました。

SEO会社の選び方は実績?強み体制?どの観点で選ぶべき

「戦術上、SEOが予算をかけるべき重要なチャネルである。しかし、社内に期待効果を生むための知見がない」と判断されたら、実際にSEO会社に問い合わせをしてみましょう。

ある程度、目星をつける必要があるので、最初は比較サイトを参考にすることが多いかと思います。

ただ、それだけでは情報として不十分です。実際にコーポレートサイトを確認し、その会社の強みや特性などが自分たちの達成目標にマッチするかを調べておきます。最近では、TwitterでもSEOの情報を発信されている方も多くいらっしゃるので、SNSも参考になります。

確認する項目は主に以下があげられます。

  • 実績・成功事例(成果を出しているか?)
  • 専門性の高さ(知見は確かか?)
  • 期待効果(ROIは適切か?)
  • 体制(プロジェクト管理できる体制があるか?)
  • 顧客満足度(サービス向上の仕組みがあるか?)

最初の問い合わせは不安や悩みもたくさんあると思います。わからないことは心の中にしまっておかず、正直に質問をぶつけてみるのが良いです。回答の文面から事業の成果に寄り添ってくれるかどうかも判断できます。

また、Googleの公式情報でもSEO会社の検討方法をアドバイスしているので、ぜひこちらも参考にしてください。

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SEO 業者とは | Google 検索セントラル  |  Google Developers多くの SEO 業者や代理店、コンサルタントは、ウェブサイトの管理者向けに各種の便利なサービスを提供しています。SEO 業者の選定についてのガイドをご覧ください。

SEO会社は実際に問い合わせが来たら何をしているの?

ここまでは「SEOの外注を検討している方」の視点で、SEO会社の選び方を解説してきました。

さらに慎重に検討するためには、「SEO会社がどのようにお問い合わせへの対応を行っているか」を知っておく方が良いと考えています。

そのため、ここからは実際にお客様からお問い合わせをいただいたら、アイオイクス社では何をしているのか?を解説します。

お問い合わせが届いたら、簡易に分析を行う

弊社にお問い合わせのメールが届いた際は、まずは質問項目の回答を基にお客様のサイトが抱えている課題の把握と提案する施策を大まかにイメージします。

具体的には、PCやモバイル端末でサイトをブラウザで確認を行い、、Ahrefs(エイチレフス)やSEMRush(エスイーエムラッシュ)などの複数の分析ツールを使い、検索市場、競合会社との比較を通じて、お客様のサイトの強みや弱みを多角的に分析していきます。

例えば、それがテクニカル面・コンテンツ面のすぐに改善が行える内部要因なのか、それとも競合や市場などの外部的要因なのかなど、ケースは様々です。

初期段階の調査と分析で重要な前提は、 「お客様の事業に弊社が貢献できそうか」を正しく判断することです。

もし弊社で価値の提供が難しいと判断した場合は、無理にご契約を迫ることはしません。お受けできない理由と事情をお伝えしたうえで辞退しています。

  • 医療・健康系などのSEOでは改善が難しいジャンル
  • 投資に対して回収が困難である
  • まだSEOに着手するフェーズではない

など理由は様々ですが、1~3営業日を目安に初回の返答をお送りしております。

お打ち合わせの準備

ある程度の初期調査が完了したら、お打ち合わせの準備段階に入ります。弊社の場合はお客様との窓口になるセールスと、分析と課題の抽出を行うコンサルタントがペアを組みます。

その中でお互いに壁打ちをしながら、お客様の課題をどのように解決していくかを議論してイメージを膨らませていきます。

お打ち合わせの当日

最初のお打ち合わせでは、お客様が抱える課題の解像度を高めるために、ヒアリングを行い認識の擦り合わせをします。

また、いただいた情報や弊社で分析したデータをベースにディスカッションを行うこともあります。

もし、実際にヒアリングさせていただく中で、弊社ではなく他の企業の方がマッチすると感じた場合は、辞退させていただくケースも少なくありません。

お互いにとってより良い座組でお取り組みができればと考えており、方向性や状況がマッチした場合は、具体的な提案の機会をいただいております。

まとめ

初めてのSEO会社探しはわからないことも多く不安や戸惑いもあるかと思います。

弊社では、実際にSEOに取り組む際、お客様と密に連携をとりながら進めています。

後悔しないように不安なことは早めに解決しておき、SEOプロジェクトをお互いに気持ちよくスタートできるといいですね。この記事が少しでも調達の参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

SEOコンサルの毛利(@IoixMouri)です。インハウスでモバイルの公式サイト運営に携わり、今はSEOのコンサルタントとして企業様を支援させて頂いております。今後もSEOやCROの情報を積極的に発信しますので、ご興味があればTwitterフォローをお願いします。趣味はサウナと猫とカレーです。

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