対面でなくてもOK!オンラインやメールでの取材方法

こんにちは、ディレクターのエレナ(@Zweck_lena)です。

前回は、「SEOで順位を改善するためのコンテンツリライト術」にて、「基礎」をお話しさせていただきました。

今回は、コンテンツ作りに使える「オンラインやメールでの取材方法」についてお伝えできればと思います。

実際、取材コンテンツを作成する事も多いのですが、コロナ禍では現地に行けなかったこともあり、オンラインでの取材が随分増えました。E-E-A-Tの流れからも、独自の情報となる取材コンテンツは重要だと考えてます。

ただ、やはり対面取材とは異なるので、最初はオンラインに慣れず、取材した情報が不足してしまったこともありました。 

この記事では、これから非対面で取材される方に向けて抑えるべきポイントをお伝えできればと思います。

目次

オンライン取材やメール取材の3つのメリット

コロナが落ち着いてきた今も、忙しい方へのインタビューやコストの面でとても有効な取材方法であると言えます。

1.  通信環境があればどこでも行える

これにより、取材対象者や専門家と世界中どこからでもコミュニケーションを取ることが可能で、地理的制約を克服します。

2.  忙しい相手でも、対面よりは時間を取ってもらいやすい(ハードルが低い)

対面取材と比較して時間的な柔軟性が高いため、忙しいインタビュー対象者にとってハードルが低く、都合の良い時間に合わせやすくなりますので、スケジュールを調整いただけることが増えました。

3.  交通費がかからない、移動時間がかからない

移動が必要ないため、交通費や移動時間の負担がかかりません。これは効率的な取材を可能にし、対面でかかっていたコストを削減できるメリットがあります。

オンラインやメールでの取材方法

対面取材と同じく、下調べや資料の読み込み、取材の流れ(計画)を考えておくことは重要です。ここでは、オンラインやメールならではのポイントを以下に解説します。

オンライン取材の場合

オンライン取材ならではの事前準備をしっかりとしましょう

事前準備

  • 使用するツールの選定(zoom、Microsoft Teamsなど)、アカウント登録(必要な場合)
  • 通信環境の確認
  • カメラやオーディオの確認

取材相手には、使用するツールや関連URLを事前に伝えておくことが重要です。

その際、オンラインに慣れていない方への取材では、自分が使い慣れているツールを指定するのではなく、相手が使い慣れているツールを指定しましょう。「取材」となると、普段使い慣れているツールでも思わぬハプニングが起こる事がります。

その場合、限られた時間内で取材相手ご自身に対応していただかなくてはならないため、取材の効率性向上のためにも相手が使い慣れているツールを使用する事がおすすめです。

当日の進行

  • 取材時間より前にログインして動作を確認
  • 開始時には挨拶をしてからスタート
  • 記録用に録画を行う旨を伝え、了承を得る(万一に備え、ボイスレコーダーを併用しておくと安心)
  • 言葉は聞き取りやすいようハッキリと発音。相づちや笑顔も少し大げさなくらいでOK

録画が可能なツールも多くありますが、併せてボイスレコーダーを使用する事もおすすめします。

最近では、スマホに内蔵されているボイスレコーダーの機能で録音と同時に文字起こしをしてくれるものなどもありますので、ご紹介させていただければと思います。

例)スマホ

例)Word

Wordでの音源起こしがめっちゃ使えます!

1.インタビュー音源(スマホのボイスメモを使用)をチャットワークでマイチャットに送信

2.Wordのディクテーションのトランススクリプトの項目から音源をアップロード

3.アップロード完了と同時にスクリプトが作成されていて、「スクリプト作成」を選ぶとWord画面にテキストが貼られます。

※約1時間の音源起こしが5分ほどで完了しました。誤変換は多々ありそうですが、取材者が聞けば理解できる範囲です。

詳しくはこちら:

メール取材の場合

メールで取材を行う場合、次のような内容を送信します。

  • あいさつ
  • 掲載媒体の説明
  • 企画趣旨の説明
  • 質問項目
  • その他連絡事項(今後の流れ 例:原稿チェックのスケジュールなど)

注意したい点

  • 質問は箇条書きで、パッと見てわかりやすく
  • 質問は多くても10個くらいに整理し、相手に負担感を持たせないように

メール取材において鍵となるポイントは、取材相手からいかにしっかり回答をもらうかです。戻ってきた回答の内容が薄いと、原稿作成が難しくなります。このような事態を避けるために、質問の明確化とフォローアップが重要です。

具体的には、質問項目を送付する際に、絶対に回答へ含んで欲しい単語を明記しつつ、理想的な回答例を書き添えると良いでしょう。

また、オンライン取材が普及した今、少なくなったものの電話取材という方法もあります。

特に30分程度の短時間取材に適しています。電話取材の際も、スムーズな進行を確保するために、事前にメールで取材内容を伝えておくと効果的です。

まとめ

オンライン取材のメリットは、物理的な移動を減らすため、環境に対する影響を軽減できるという事で、持続可能な報道の一環としても注目されています。

ただ、やはり対面取材と比べて人間関係を構築しにくいこともあるかもしれません。取材の目的や状況に合わせて、オンライン取材と対面取材を組み合わせて活用することが良いでしょう。

ちなみに、今回オンライン取材をテーマとさせていただきましたが、私が担当する実際のコンテンツ作成では対面取材をさせていただく事が多いです。理由としては、オンラインに慣れない方や、クライアントの関係構築、掲載用の写真が足りない…などの理由があります。

取材にお伺いする場合は、社内の取材もできるライターとディレクター兼カメラマンとして私でお伺いさせていただく事が多いです。

ご興味がございましたら、こちらからお問い合わせいただければと思います。

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この記事を書いた人

広告代理店、海外企業向けITソリューション営業、外国人セグメント採用業界を経てアイオイクス入社し、2015年よりSEO事業部(現:Webコンサルティング事業部)に異動。日本語、ロシア語、ドイツ語、韓国語、スウェーデン語、中国語、フランス語など、7か国語を話すマルチリンガルのコンテンツディレクター。趣味は日本の古代史、スカイダイビング、絵を描くこと、犬と一緒に旅行。

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